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フラーと広島県、完全オンラインによる長期インターンシップを共同開催

フラーと広島県、完全オンラインによる長期インターンシップを共同開催

2021年12月11日

 フラー株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役:渋谷 修太、山﨑 将司 、以下「フラー」)はこのほど、コロナによって変わった暮らしをより良くするためのデジタルプロダクトを企画・開発し、実証実験まで行う広島県主催の「D-EGGSプロジェクト(以下、「D-EGGS」)」と共同で約半年間の長期インターンシップを開催いたしましたのでご報告いたします。D-EGGSの母体である「ひろしまサンドボックス」と企業が連携し、オンラインで長期インターンシップを実施したのは初めてとなります。

 全国各地からエンジニア・ディレクターとして全国各地から高専生が9名、デザイナーとして地元広島の大学生3名が参加。合計12名の学生メンバーは3チームに分かれ、メンターとなるフラーの社員の指導のもと、2021年3月から8月末までの約半年間にわたり、それぞれ独自のアプリの企画・開発を手がけました。

 フラーはミッションである「ヒトに寄り添うデジタルを、みんなの手元に。」を実現するため、自治体や教育機関とともにデジタル関連分野における教育支援や産官学連携を今後も積極的に進める所存です。

インターンシップの背景

 D-EGGSはコロナによって変わった暮らしをより良くするためのデジタルプロダクトを企画・開発し、実証実験まで行うプロジェクトです。今回のインターンシップは、このD-EGGSの高専生特別枠として設けられました。

ご参考:2021年4月21日フラーニュースリリース「高専生が「会社に訊くカメラ」など3アプリ開発へ」
https://www.fuller-inc.com/news/2021/04/d-eggs-with-fuller-plan

 当インターンシップにおいては、①学生ならではの、柔軟な発想(従来の常識やビジネスの枠組みに囚われない、自由なアイデア・企画)②D-EGGSプロジェクト全体の活性化(学生たちの活発な活動が、D-EGGS PROJECTに参加しているメンバーに刺激を与える)③ビジネスの卵の創生(インターンシップを通じて、学生が自身の手でプロダクトやビジネスを生み出すことに興味・関心を持つ)の3点について役割を期待されていました。

ご参考:D-EGGSについて
https://newnormal.hiroshima-sandbox.jp/

当インターンシップの特徴

アプリ開発未経験の学生メンバーが企画から開発・実証実験まで手がける

 当インターンシップに集まった学生のほとんどは、アプリ開発未経験でした。

 企画フェーズでは、普段自分たちがどのように使うアプリを選んでいるか・魅力に感じているかなど身近なところから考えを深めていきました。

 その後の学習フェーズでは、メンターの出した課題をこなしながら、プログラミングの基礎やx-code・GitHubといった開発に必要なツールの使い方を習得。その後開発したアプリを実際にテストモニターに使用してもらい、ユーザーインタビューやアンケートを通して自分たちの仮説通りにアプリが使われたかどうかを検証しました。

完全オンラインでの開催

 当インターンシップは、募集期間から最終成果発表会まで全て完全オンラインで実施しました。

 フラーでは、コロナ前から新潟と柏の葉など離れた拠点のメンバーとチームを組み、リモートで開発を含むさまざまなデジタル支援を展開しています。現場での日々の業務の中で培われてきたオンラインコミュニケーションのノウハウが、当インターンシップでも活かされた形です。

 3月と5月に実施した集中ワークショップや、学習フェーズでのオンライン授業では、zoomを活用。特に学習フェーズでは、サポートが必要な学生メンバーにメンターが個別にフォローにあたるなど、指導が行き渡るよう配慮いたしました。

 開発フェーズではGitHubを活用したコードレビューやペアプログラミング・ペアデザインを実施。まずは学生自身の手による開発を促しつつ、途中でつまずいてモチベーションを失わないようサポート体制の充実を図りました。

 さらに、授業や部活動・就活などで忙しい学生メンバーが時間を気にせず自習がしやすいようオンラインコミュニケーションツール「Slack」を導入。学生メンバーが気楽に書き込めるようカジュアルな雰囲気作りをメンター一同心がけました。その結果、学習や開発をスムーズに進めることができ、気になった点の質疑応答が活発になっただけでなく、学生メンバーやメンター間での雑談も行われるようになり、チームビルディングに大きく貢献しました。

当インターンシップの成果

3つのアプリ(プロトタイプ版)を完成

 3チームがそれぞれ企画・仕様策定したアプリを、メンターの指導のもと学生メンバーもプログラミングし、実際にスマートフォンにインストール・利用できる状態まで完成させました。

 なお、今回開発した3アプリの概要については、当インターンシップの公式サイトからご覧いただけます。また、各アプリにフォーカスした前回のニュースリリースもぜひご参照ください。

広島県×高専キャラバン共同プロジェクト公式サイト
https://kosen-caravan.com/hiroshima

ご参考:2021年11月18日フラーニュースリリース「フラーがメンターを務めた高専生グループが 広島県主催の「D-EGGSプロジェクト」で3アプリを開発」
https://www.fuller-inc.com/news/2021/11/d-eggs-final

学生メンバーの満足度100%

 インターンシップ後に実施した学生メンバーへのアンケートでは、全員が「大変満足できた」と回答。 また、「今後同じようなインターンシップがあった場合は、後輩や友人にぜひ勧めたい」とこちらもほぼ全員が回答しました。

今後の企画開発への意欲

 「インターンシップ後もまたアプリ開発に挑戦したいと思いますか?」という質問に対しては、過半数が「今後自分で企画を立ち上げ開発もしてみたい」と回答しました。

完全オンライン実施への評価

 「完全オンライン実施となりましたが、満足度に影響はありましたか?」との問いに対し、回答者の8割以上が「満足だったが、コロナが収束したら1回くらいはオフライン参加したい」と回答。オンラインでの実施をメインとする一方で、オフラインでの交流の機会などを組み合わせることでさらなる満足度向上につながる可能性があることが浮き彫りとなりました。


 フラーはプロフェッショナル領域であるデジタル分野の知見や実績を生かし、ミッションである「人に寄り添うデジタルを、みんなの手元に。」を実現するための産官学連携や教育支援を強力に進めていく所存です。

インターンシップの概要

開催日程:2021年3月9日〜8月28日
参加方法:オンライン(Web会議サービスzoom、チームコミュニケーションツールSlackを利用)
公式サイト:https://kosen-caravan.com/hiroshima

主なプログラム(一部抜粋):

  1. 企画フェーズ
    a. インターンシップガイダンス
    b. アプリ企画ワークショップ
    c. アプリ企画発表会
  2. 学習フェーズ
    a. アプリデザイン学習
    b. iOSアプリプログラミング学習
  3. 開発フェーズ
    a. 仕様策定
    b. ペアプログラミングによる開発
  4. 実証実験
    a. ユーザーテスト
    b. ユーザーインタビュー
    c. 行動データ検証
  5. 最終成果発表会

フラーについて

 フラーは「人に寄り添うデジタルを、みんなの手元に。」をミッションに掲げ、フラーが持ちうる全てのプロフェッショナル領域でアプリやウェブなどデジタルにかかわる支援を行う「デジタルパートナー事業」を積極的に展開しています。

 新規・既存事業の戦略構築からプロダクト開発・グロースまで“ワンチーム”で伴走。「デジタル領域全般で頼られる存在」として顧客に寄り添い、課題解決や事業成長に貢献しています。

 2020年11月には登記上の本店を新潟に移し、新たに「新潟本社」を設置。柏の葉本社と新潟本社の二本社体制で、それぞれの地方の特長を最大限に活かした経営により、中長期的な成長を目指しています。

ご参考:フラー公式サイト・デジタルパートナー事業について
https://www.fuller-inc.com/business

会社名:フラー株式会社
所在地:【柏の葉本社】千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区2 KOIL
【新潟本社】新潟県新潟市中央区笹口1丁目2番地 PLAKA2 2階 NINNO
代表: 代表取締役会長 渋谷 修太、代表取締役社長 山﨑 将司
設立日: 2011年11月15日
事業内容:デジタルパートナー事業
URL:https://www.fuller-inc.com


本件お問い合わせ先:人事広報グループ・日影 pr@fuller.co.jp

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