
スマートフォンアプリの利用者属性を可視化する分析サービスを共同開発
株式会社野村総合研究所

実利用情報と地域情報に基づく分析サービスを共同開発
株式会社野村総合研究所(以下「NRI」)とフラー株式会社は、2020年12月1日よりスマートフォンアプリ(以下アプリ)を利用した新たなマーケティングサービスを共同で提供しています。本サービスは、フラー株式会社が保有するアプリの実利用情報とNRIが保有する地域情報を統合分析することにより、アプリの利用者属性を統計的に推定するもので、マーケティングにご活用いただくことができます。
マーケティングに役立つ、アプリ分析サービス
このサービスの情報を利用することにより、アプリ開発事業者は、自社アプリや競合アプリの利用者属性を把握することが可能となり、アプリの販促や新規アプリ開発に資することができます。また、アプリを利用した販促を実施する事業者は、自社商品の広告を出す最適なアプリの選定に活用することができます。
当該サービスを用いることにより、例えば、Aというアプリは「富裕層が多い住宅地」に住む人の利用率が高く、Bというアプリは「生活にゆとりがある単身世帯が多い都市地域」に住む人の利用率が高いということを、定量的に把握することが可能となります。
こうした分析結果を活用することで、アプリ開発事業者は、自社アプリの利用者拡大策や新規アプリの開発方針の検討を、また、アプリを利用した販促を実施する事業者は、自社商品の広告を出す最適な携帯アプリの選定を行えるようになります。
また、当該サービスでは、「富裕層が多い住宅地」や「生活にゆとりがある単身世帯が多い都市地域」が日本全国のどの地域に分布しているかを把握できるため、アプリのマーケティングとリアル店舗等におけるマーケティングを連動させる、効率的なマーケティング活動を行うことも可能となります。
両社による共同サービスは、2020年12月1日よりフラー社のApp Apeサイトにおいて無償サービスを開始し、サービス内容の高度化を図りつつ2021年1月を目処に有償サービスを展開します。
- プロジェクト期間
- 2020年12月1日 ー 継続中
- 制作したもの
- 分析サービスの共同開発
- クライアント
- 株式会社野村総合研究所