
「ワクワクする投資」をアプリから
レオス・キャピタルワークス株式会社

レオス・キャピタルワークスさまは「資本市場を通じて社会に貢献します」という経営理念のもとに2003年に創業した資産運用会社です。運用・販売する投資信託「ひふみ」シリーズは、守りながらふやす運用でお客様の長期にわたる資産形成を応援するとともに、投資を通じたゆたかな社会の実現を目指しています。また、投資顧問業においては、国内外の機関投資家のお客様の資産を受託、運用しています。
アプリを「ワクワクする投資」のための身近な応援団に
「てのひらひふみ」は、「ひふみ」シリーズの運用状況や資産推移が一目で分かるスマートフォン(スマホ)アプリです。
スマホが幅広い年代に浸透し生活インフラとして定着する中、ユーザーとのタッチポイントとしてスマホアプリを提供・運営することで、「ひふみ」シリーズの魅力や運用状況だけでなく、長期投資の重要性や投資がもたらすワクワクや学び、社会への貢献といったさまざまな価値をより多くのお客様にお届けしようと「てのひらひふみ」の開発に至りました。
ひふみブランドの理解からアプリのコンセプトへ
資本市場を通じて社会に貢献するレオス・キャピタルワークスさまの経営理念をアプリで実現するため、フラーは経営哲学やひふみブランドの理解に注力しました。
レオス・キャピタルワークスさまと「ひふみ」が目指す世界は、お客様の資産形成の応援団であるとともに、投資を通じて、より良い未来を創ろうとしている世界中の企業の応援団になることです。
その世界をアプリで体現するため、フラーはレオス・キャピタルワークスさまのデザイナーとのディスカッションを通して価値観のすり合わせを何度も実施。「カラフルな未来を、だれもが発見できる」社会を目指すことをアプリが実現する世界観とし、「『ワクワクする投資』のための身近な応援団」をアプリのコンセプトとして言語化しました。
取り組みの中でフラーは、投資を始めるユーザーを応援する「ひふみ」をより多くのユーザーへ届けるツールとしてアプリを製品ロードマップに位置付けることも提案。「てのひらひふみ」を通じてレオス・キャピタルワークスさまが目指す世界とアプリ・デジタルの活用の方向性を丁寧に整えていきました。
機能のポイント
「てのひらひふみ」は、「ひふみ」シリーズの運用状況や資産推移が一目で分かるほか、投資のしくみや資産形成、金融・経済の動向などについて学べる動画や記事コンテンツをお届けします。
機能のポイントは下記の2点です。
資産残高の動きをいつでもどこでも分かりやすく
アプリを起動するとご自身の運用中のお金の動きがグラフですぐに表示されます。真っ先に気になる資産状況をひと目でグラフィカルに把握できるのは、「てのひらひふみ」のアプリだけの機能です。Webサイトで見ることができるひふみシリーズの商品別の運用状況や口座別保有残高も、いつでもどこでもアプリから手もとで確認できます。
さらに随所に設けたヘルプマークからは、投資に関する専門用語やデータの読み解き方などを初心者に分かりやすく解説します。
経済や投資を学ぶ・知る。豊富なコンテンツに簡単アクセス
ひふみ公式サイトの他、YouTube「お金のまなびば!」やひふみラボnote、Spotifyなどで配信するひふみの多彩で豊富なコンテンツがアプリに大集合。ひふみにまつわるニュースや、経済や投資、会社を身近に感じていただけるコンテンツの最新の更新情報を、一つのアプリ経由で見ることができます。
「ワクワクする投資」のための身近な応援団としてお客様に気軽に親しみを持ってご利用いただけるアプリとなるため、今後もさらなる機能追加を進める予定です。

フラーの支援
今般の「てのひらひふみ」のアプリ開発にあたって、フラーはアプリの根幹となるビジョンやミッションといった戦略の策定段階からデジタル分野に関する知見を生かしレオス・キャピタルワークスさまに伴走してきました。
今回のアプリの企画・開発をより良いものにするため、投資初心者の目線を重視し、そこでみつけた課題や着眼点を親しみやすいアプリビジュアルや機能開発に生かしました。
フラーは専門分野であるデジタル分野に関する知見と当事者意識を掛け合わせ、お客様に寄り添い、今後も「てのひらひふみ」アプリをはじめとするレオス・キャピタルワークスさまのデジタルに関する取り組みを強力に後押しします。
- プロジェクト期間
- 2022年11月 ー 継続中
- 制作したもの
- アプリ企画、アプリ開発
- クライアント
- レオス・キャピタルワークス株式会社